千紫万紅ダンスグラフィー⑧「ツチカミ」

2013年



「ツチカミ」


2013年8月4日　桐生八木節まつり・ダンス八木節



テーマは「人間の業」。
宮沢賢治の童話「土神と狐」をモチーフに、生きていくだけで業を積み重ねてしまう悲しさ、極みから極みへ揺れ動く心などを表現したいと思った。
誰にも認めてもらえない土神に自分を照らし合わせ、歌詞にその想いをぶつけた作品。
初めてお面（狐面）を採用。

千紫万紅ダンスグラフィー⑦「威風堂々」

2012年



「威風堂々」

2012年7月8日　西新井大師よさこいフェスタ




テーマは「誇りを持つということ」。
かねてより挑戦したかったクラシックとの融合で、エルガーの威風堂々と八木節とのミクスチャーの曲を作って頂いた。

初披露ではボーカルの千葉由香莉さんにライブで歌っていただく。

構想では大人数での演舞をしたいと思い、その年のダンス八木節では2団体とのコラボで夢が叶った。


2012年8月5日　桐生八木節まつり・ダンス八木節

千紫万紅ダンスグラフィー⑥「極彩色」

2011年


「極彩色」

2011年8月27日　みどりサマーフェスタ




テーマは「復興」。
この年2月の舞台公演で音楽制作の沼宮内真さん、ボーカルの千葉由香莉さんと知り合い、以降の千紫万紅の楽曲をすべてお願いすることとなる。

2011年は日本にとってあまりにも大きな災害があった年。
イベントも悉く無くなり、自分たちが披露出来る場を作ることと、少しでも復興支援に繋がることが出来ないかと模索し、みどりサマーフェスタを企画・開催することとなった。
震災間もない5月に宮城県岩沼市が策定した「千年希望の丘」の復興グランドデザインにいたく感銘し、当初からこの支援を目的にしている。

「極彩色」はそんな中作られた作品。
人間らしい色が世に戻るよう、願いが込められている。

千紫万紅ダンスグラフィー⑤「Tsugaru」

2010年


「Tsugaru」

2010年8月8日　桐生八木節まつり・ダンス八木節



テーマは「祈り」。
この年の1月に亡くなった母を想い作った作品である。
メンバーも最多の年で、振付・構成も思う通りのものが狙えた。
またこの作品がキッカケで翌年の東京での舞台公演が叶い、その時に知り合った方々と今も縁が繋がる。
大きな転機となった作品。

千紫万紅ダンスグラフィー④「ＫＡＩ」

2009年

「ＫＡＩ」



2009年8月9日　桐生八木節まつり・ダンス八木節



よさこい音楽制作のキリタンスさんの作品に八木節を付け加えて作成していただいた。
旗にチェーンを仕込んでの挑戦的な振付も。
この年からテーマ性も重視し、「ＫＡＩ」は改、会、甲斐に繋げローマ字とした。